『嘘、嘘!お金使わないし、うちにはねぇちゃんもいるし、全然安心して。』 『莉奈どうする?』 なんとなく貴也さんが、私に向かって言ってくれてるのは、わかっていたけど……。 『いんじゃん?貴ちゃん、そんな悪い事しないでしょ〜行こっ、雨酷くならないうちに。』 『そう……だね。じゃあ、お邪魔させてもらいます。』