一臣さんには、前を向いて歩いてもらいたいから。 いつまで考えても答えの出ない過去に縛られるより、綺麗サッパリ……ってそうもいかないだろうけど。 そうしてくれないと私の出る幕がちっともないじゃない?! よしっっっ!!! 私は夏稀さんの出発日に一臣さんに手紙を渡す事に決めた。