『ただいま〜。』 玄関で靴を脱いでいると 『おかえり〜。』 秋ネェが、顔を出す。 『てか、ねぇちゃん寝てろよ!インフルエンザだろ!』 『お前もな。』 『だって母さんが、買いも………あっ!!忘れた!』 すっかり莉奈の一件で、買い物を忘れていた。 『お母さ〜〜ん、貴也がお使い忘れて、女の子買ってきた〜〜。』 オイオイオイオイ……。 すると奥からオカンの声が一言。 『よくやった!』 よくねぇってば!!