私は無言になった。
なんか喋らなくちゃ−−
焦ってしまい余計な事を聞いてしまった。
『一臣さんは、う、う、浮気するんですか?』
あちゃ〜……自分でもどうしようもない質問したなと凹む。
『あ〜俺は、節操ないからね……。』
はい?!今なんて?
『彼女とかそ〜ゆ〜の面倒くさい。会いたい時に会いたい女の子と会って、ヤリたい時にやる。そんでよくない?』
水族館の目玉の大水槽の前にたどり着いた。
魚達のショーは、まだかと小さな子供達がひしめいていた。
『よくないです!そういうことは好きな人とじゃなきゃ、ダメなんです!』
少し興奮気味に私は言った。



