「遥、大丈夫?」


「…喉が痛いです…」


というか、いきなり何でしょう。


「えっと…悠サン……」


「なあに?」


「いや、それは私の台詞でして…」


「んー、なんか言いたくなっただけですね」


「さいですか……」


「遥の手あったかくなった」


「君のせいです」


「サーセン」


謝ってないね?
謝る必要はないけれど。