って!!これじゃあ私が嫉妬してるみたいじゃん!!
「今の嘘!何でもない!あれだよ…よくあるアメリカンジョークだから!だから忘れてっ…」
そう言って湊君の視線から逃れるようにして、背中を向けると次の瞬間には腰あたりに甘い重みが加わった。
「忘れるわけないだろ」
後ろから抱きしめられるようにして引き寄せられた腰、そのせいで身体は密着し耳元に聞こえてくる低音ボイス。
まるでその触れ合っている部分に熱が込み上げてきて、そして私の全細胞が集中してるみたいな感覚になる。
「やめてよ…冗談だって…言ってるでしょ」
「そんなか細い声で言われても説得力ないけど」
顔を見なくても分かる、今どれほどまでに湊君が意地悪な顔をしているか…



