え……
それって…ヤキモチ?
でもそんなはずないよね、だって湊君は私を好きなわけじゃない。恋してるわけでもない。
それなのにヤキモチなんてやくはずないもん。
それなら今言った言葉はなんなの…?
火照る頬が染まっていない事を願いながら湊君を見上げると、その表情はもう眉間のシワを消していて…そのかわり少し不機嫌そうに見えた。
ていうか…それを言うなら…
「湊君だって…夜先輩と楽しそうにダンスしてたじゃない」
思わずポロっと出てしまった言葉はどこからともなく無意識に出てきたもので…少し嫌な感じに言葉を発してしまった。
だって湊君だって、私には向けないようなキラキラな笑顔で夜先輩を見つめながらダンスしてたじゃない。
私にはあんな笑顔見せてくれないのに…あんなに優しく触れて…優しくエスコートしてたじゃない。
「私だって、それがなんだかムカついて…モヤモヤして…」



