これからも君だけ





大きくて重たそうな木製のドアがゆっくりと開いていく。





天上には巨大なシャンデリア





ゆったりと流れるメロディーに、ドレスやタキシードを身をまとった生徒達。





そして私と会長に気がついた周りの生徒がワッと歓声を上げ、広場へと細い道を作っていく。





「雅様ー!!」

「陸ちゃーん!!!」




そんな沢山の声が私達に降り注ぎ、そして黄色い声が飛び交う。





ニコニコと手を振る私とは違い、いつも通りその歓声にピクリとも表情を動かさない会長はさすがで、






「会長…私緊張で心臓が飛び出そうです…」





会長の腕に手を絡め、エスコートしてもらう私はコソっと小さく耳打ちをした。