どうやら置いてかれたらしい私…… リキトさんって、前に一回だけ会った雅龍の総長さんだよね? レツ達は、ああやってたまに忙しそうにしている そんな時は、やっぱり私は邪魔なのだろうか… 少しシンミリしていた私に「原チャリ乗ってみるか?」ニヤッと笑ったのはツカサ…… 「え!!いいの?」たちまちキラキラと輝きだした私に、ツカサは爆笑すると 「レツとハルマには秘密だぞ、」 言わないよ、だってあの二人が私を置いていくのが悪いんだ!! 私の遊び心は、完全にツカサに乗っ取られていた