いつか私が一人でも安心して眠れる日は来るんだろうか あの家で、 レツの隣にいるときみたいに安心できる時はくるのかな 「…レツ。」 小さく呟いてみる。 もちろん返事なんてない だって目の前彼はスースーと似合わない可愛い寝息をたてているのだから 「レツ」だけどもう一回だけ呟いてみる 私が今 レツの側にいるって事を確認したいから。 「おやすみ」 私は一人そういうと…ゆっくりと瞳を閉じて夢の中へともぐりこんだ