「ツカサがモテないからって嫌味言うのやめてよ。」
私はソファーに座って食べていたスナック菓子をツカサのオデコに向かって投げた
「なにすんだよっだいたい俺だってモテんだぞ!!まぁハルマにはかなわないけど」そう言って何が面白いのかケラケラと笑う
「そりゃハルマはモテるでしょ!!紳士だし」
ハルマはイケメンおまけにあの優しさ
女がほっとくわけがない
「だから、あいつ腹黒だって言ってんだろ!!お前の前じゃ性格違うけど」
嘘だ!!ハルマがそんなわけがない
「ねぇレツ!!ハルマは腹黒じゃないよね!!」
雑誌を読んでいたレツは「ん、あぁ」一瞬だけ私を見ると適当な返事を返す
それが彼女にする態度なの?
だいたい今私達の話聞いてなかったよね
それなのに話をふった自分に馬鹿だったと思った