REAL HOPE Ⅱ




「ちょっ!!」



肌が吸い付くようにして私を引き寄せる



「一緒に入ってる意味ねぇだろ。」



私の髪からポタリと水滴がレツの肩に落っこちて

その雫は滑るようにしてお風呂場に吸い込まれて行く。



レツがあまりに真っ直ぐ見つめてくるから、ドキドキしてのぼせちゃいそうだ



「ジュン、こっち向けよ」



首元で話さないでよ…


レツの吐息が私にがするから心臓がくるしい…




首に顔を埋めるレツ