REAL HOPE Ⅱ




なんだコイツ!!なんなんだ!!!



私は口をあわあわさせながら睨んでいると、レツがティーシャツを脱ぎだした。



ほどよい感じにガッシリした体、うっすらと綺麗に割れている腹筋



「………」



「お前も早く脱げよ」



「………てか思ったんだけどさ、もし誰かきたらヤバくない!?」



一緒にお風呂入ってますとかありえないだろっ!!



今さら良い言い訳が思いついた私に



「こんな夜中に誰が風呂場来んだよ」



たしかーに……


どうやらお風呂場脱出失敗らしい…



「入るのやめんのかよ?」



フッと笑うその感じ…

何て挑発的なんだろうか、



そして



「分かったよ!!脱ぎますよー!!!」



そんなレツの策略にすぐ乗ってしまう私はなんてガキなんだろう