なんだコイツ!!なんなんだ!!!
私は口をあわあわさせながら睨んでいると、レツがティーシャツを脱ぎだした。
ほどよい感じにガッシリした体、うっすらと綺麗に割れている腹筋
「………」
「お前も早く脱げよ」
「………てか思ったんだけどさ、もし誰かきたらヤバくない!?」
一緒にお風呂入ってますとかありえないだろっ!!
今さら良い言い訳が思いついた私に
「こんな夜中に誰が風呂場来んだよ」
たしかーに……
どうやらお風呂場脱出失敗らしい…
「入るのやめんのかよ?」
フッと笑うその感じ…
何て挑発的なんだろうか、
そして
「分かったよ!!脱ぎますよー!!!」
そんなレツの策略にすぐ乗ってしまう私はなんてガキなんだろう



