レツが電気を付けると、パッと明るくなった洗面所 ゴールドと白で綺麗にまとめられたバスルームは、ゴージャス感でいっぱいだ。 「ちょっと!電気つけないって言ったじゃん」 「あ?つけなきゃ服脱げねーだろ」 まぁ確かにそうだけど…ごもっともだけど でもこの明るさで服なんて脱げるわけない…… ティーシャツをギュッと握りしめた私に 「脱がしてやろうか」 耳元でささやく 「っんな!!結構です!!!」 顔を赤く染まらす私を楽しそうに見つめるヤツは、ノドの奥で笑いを押し殺している。