あ!!あれかっ 紙袋ごと渡したからダメだったんだね!! 私はもう一度レツから袋を取るとガサガサと中の物を開ける。 「はいっ」 差し出した先には小さな長細い箱 「開けて良いか?」 やっと発っせられたレツの声は意外と小さめで 「うん」 何故か私の声まで小さくなってしまう レツが箱に手をかける… そしてゆっくりと開けられた中身