REAL HOPE Ⅱ




その私の言葉にシーンとする倉庫内



言い出しっぺの男の子は、まずいっと言わんばかりに視線をうろちょろさせている。




「お前、知らなかったのか?」



そう言ったのは、驚いた顔をした隣のツカサ



「…………知らない」



知らない。そんなの知らない。




総ちゃんが今日で風神を引退する?



ヤダ、そんなの聞いてない



「総ちゃんがやめるなんて嫌だ!!!」



力任せに叫んだ言葉は、静かな倉庫にこだまして

もう一度私へと戻ってきた。




「ジュン、」



後で私の名前を呼ぶ声



そしてメンバー達が当たり前のようにして道を作る



「レツ」