REAL HOPE Ⅱ




レツはしがみつく私を引き寄せる



どんどん離れてくバイク達とは対照的に、しばらくして聞こえてきた数台のエンジン音



ツカサだ!!!


先頭を走っているのはツカサ



それら数台のは、私達の車を通り過ぎると

車とパトカーの間をぐるぐる回りだし、車間距離を広げていくバイクと



パトカーのすき間を邪魔しながら色々な方向へと散らばっていくバイク



きっとあれが暴走隊の仕事なんだ…



私が思っていたより…なんて危険で、怖いんだろう



「みんな…」

眉を歪ましそう呟いた私に



「あいつらなら大丈夫だ」


レツがギュッと握り返した