REAL HOPE Ⅱ




「総一郎、他の奴らを先に行かせろ」



レツが総ちゃんの名前を呼ぶと、窓側へと身を寄せていた私の腕をいきなり引っ張った



私の体ばピタリとレツに抱えられて



次の瞬間、あの時みたいに…


あの初めて暴走に参加した日みたいに



「うわっ!!」



ぎゃ…逆そうしていく!!



それは一番後ろまで、ものすごいスピードで走っていくと


総ちゃんの凄い運転さばきでキィーっとユーターンした形で止められた。



すぐ目の前には



「パトカー!!!」




私はうぎゃっ!と言わんばかりにレツの腕へとしがみつく