夜だと言ってもさすが夏、暑い空気が漂っている倉庫内 おまけにいつもよりメンバーが多いせいか、もわっとした空気が私に届いてきた。 私の少し前を歩くレツ カッコイイ 凄くカッコイイ。 これだけの人達が彼を見ている レツのたくましい背中を、 “五代目風神”と刻まれた この広く堂々とした背中を。 そして彼は呼ぶんだ 「ジュン」 甘い声で私の名前を。