「いやいやいや、断じて違います!!」
上半身を起き上がらせて、胸の前で手を交差に振る
「またまた~」
完全に勘違いされてる…
「ちょっと!レツ起きて」レツの肩をゆさゆさゆするけど、レツは起き上がろうとはしない
「ん…熱なおった…」
どうやらまだ寝ぼけてるらしいレツ
てかまだ目開いてないし。
レツは起き上がっていた私の腕を引っ張ると、キュッと腰に腕を回す
「ありゃありゃ、こんな甘えたレツ初めて見たわぁ~」
さっきより超ニヤニヤ顔のアズサさん
は…恥ずかしすぎる
「本当そんなんじゃなくて!!」
レツ絶対アズサさんいるの気がついてないし!!
てか甘えてるんじゃなくて完全に寝ぼけてるだけでーす!!!



