私のお腹に回った少し重みのある腕。
爆睡してた私をレツが運んでくれのか
てっきり寝ているとばかり思っていたレツの顔綺麗な顔をジーっと見ていると、
「うわっ、起きてたの?!」
いきなり開かれた切れ長な瞳がこっちを見ている。
「今起きた。お前のイビキと歯ぎしりで」
ニヤッと笑ったレツは、丸っきり意地悪な顔をしている。
「嘘だ!!私イビキなんてかかないし歯ぎしりだってしないよっ」
フンッと鼻息を鳴らすように言った私に、クククッと笑いをこらえている
うっざぁー!!!
こいつ女の子に向かって超失礼!!!!



