そのままレツは私の手を引くと「大丈夫か?」と言ってベッドから立ち上がる。
カチャリと扉を開けた先は、
まさかのたまり場部屋。
仮眠室ってここの事だったの?
レツがたまに入っていく、あの一番奥の部屋は仮眠室だったんだ…と私の謎が解けた。
「ジュンちゃんっ」駆け寄ってきたハルマは凄く心配そうな顔をしている
ハルマにも心配かけてたんだね…
「ジュン!!水分とれ水分!」ツカサはそう言ってキャップを外したミネラルウォーターをくれた。
「ありがとう」
目の前のツカサは眉を歪ませていて、何故か今にも泣き出しそうな顔をしていた



