REAL HOPE Ⅱ













「俺を、信じろ」




そう呟いたレツの声は



切なく、そして強い物だった。





「辛くなったら俺を呼べ。独りが嫌なら迎えに行く。朝でも夜中でもいつでも駆け付けてやるから」




ごめんね、レツ


心配かけてごめんね。





いつか、レツに全てを話せる日はくるんだろうか




いつかこの苦しみから全てが解放される日は来るのかな………