「俺を、信じろ」 そう呟いたレツの声は 切なく、そして強い物だった。 「辛くなったら俺を呼べ。独りが嫌なら迎えに行く。朝でも夜中でもいつでも駆け付けてやるから」 ごめんね、レツ 心配かけてごめんね。 いつか、レツに全てを話せる日はくるんだろうか いつかこの苦しみから全てが解放される日は来るのかな………