「………ん、」 ゆっくりと体を起こす。 ここ…どこ? 薄暗い見たことのない部屋。 「起きたか」 声の方へと振り返ると、壁に寄っ掛かっているレツ… 「…ここは?」 「倉庫の仮眠室だ」 一歩づつレツがゆっくりと近付いてきて、私が寝ていたベッドへにギシッと音をたてて座る。 「大丈夫か?」 レツの顔はいつもの凛々しい顔付きじゃなくて、少し弱々しい 「…………うん」 そして気が付く、私の来ている服が制服じゃない事に 「…っ」