REAL HOPE Ⅱ




鍵を差し込んで気がつく……いつもなら掛かっているはずの鍵がかかっていない



ギィーっと古ぼけた扉を開けると、リビングにたけ溢れている光



靴をそっと脱ぐようにして、玄関の端っこへとよせる



私の物が真ん中になんてあっちゃダメだから



けしてダメだから。




静かに階段に足をかけた時、聞こえた恐ろしい声………―――




「ちょっとあの子本当に早くどうにかならない?」



「どうにかって言われても」



金切り声をあげるような義理母に、困ったような父の言葉



「早く追い出してよ!!」



グッと心臓が痛む。