REAL HOPE Ⅱ




「はやく風呂入れよ」



「うん、ありがとう」



ミント救出によってびしょ濡れになった制服に、レツが貸してくれた上着を羽織っている私

いつもより早めに家に送り届けてくれたレツへと手を振る




「じゃね、」



「おう」




バタンっと音を立てて閉じた車が、ブォーンという響きを残していく



降りしきる雨は、止む気配は全くない。



私は車が見えなくなるまで手を振ると



玄関へと足を進めた。