REAL HOPE Ⅱ




「わぁー!!!」


ギャーギャー騒ぐ私に


「ふざけんなぁー!!」

テンパるツカサ


「落ち着けよ二人とも」

いつも冷静なハルマに


「うっせぇ」


迷惑そうな顔をするレツ



そんなこんなで騒いでいると、


コンコン



遠慮ぎみに聞こえてきノック音


「失礼しまーす。」



ギィッと開かれたドアからは、さっきの金髪シュウトが顔を覗かせる



「あ……」



今の私達の状況を見てテンパっているのか、言葉をつまらす。



そりゃそうだ。