REAL HOPE Ⅱ




「倉庫行く?」そう聞く私に、レツは少しだけ間を取り考え込む様子を見せると



「一回お前ん家よる」


「何で?」



何でわざわざ私の家に寄る必要があるんだろう?首をかしげる私にハァと溜め息をつくと



「匂い」



「匂い?」




「ミサキの匂いがする。」



ミサキの匂い?


さっきの事を思い出す。私が近付くと不愉快そうな顔をして、首元をクンクンと嗅いでいたレツ



「他の男の匂い付けてんな」





私はワンピの肩らへんを少したぐりよせて嗅いでみた。