「倉庫行く?」そう聞く私に、レツは少しだけ間を取り考え込む様子を見せると 「一回お前ん家よる」 「何で?」 何でわざわざ私の家に寄る必要があるんだろう?首をかしげる私にハァと溜め息をつくと 「匂い」 「匂い?」 「ミサキの匂いがする。」 ミサキの匂い? さっきの事を思い出す。私が近付くと不愉快そうな顔をして、首元をクンクンと嗅いでいたレツ 「他の男の匂い付けてんな」 私はワンピの肩らへんを少したぐりよせて嗅いでみた。