小さく聞こえたミサキの声 後ろの方でシュッと聞こえてた何かの音 「じゃーな」 「えっ!ちょっと!!」 ミサキはそのままヒラヒラと手を振ると ポケットに手を突っ込みながら人ごみをすり抜けて、改札口へと入っていった ミサキの言った言葉を思い出す。 “やっぱお前って不用心” 「……不用心って、何がよ」