そうボソリと呟いた私に、今度は意地悪な笑いじゃなくて 優しく骨格を上げた。 「安心しろ、 俺だって緊張してる」 レツは私の手を握ると、自分の胸へとそっとあてた ドクドクいってる。 レツの心臓は、私と同じくらい高鳴っている ビックリとしたように私はレツを見ると、目の前のこの男はまた優しく見つめ返してくれる 「好きな女とだと、こんなに緊張すんだな」 レツはゆっくりと私のTシャツをまくりあげた… この部屋に響いているのはシーツが擦れる音と 私達二人の声だけ。