REAL HOPE Ⅱ




パジャマやその他色々、すでにレツん家に置いてある私は

自分の家に帰る必要もなく、暴走隊の倉庫から直接レツ家へ向かった。



あまりスピードを出していないバイクでも、5月の夜はまだ少し冷え込んでいて、


私の目の前大きな背中にギュッと捕まる。


レツの香り、レツの温もり


これを感じられるこの特等席がやっぱり好きだ。


「いらっしゃい!!あらっ皆で来たのね」



レツのお母様は可愛らしい笑顔を向けると、玄関を大きく開ける



ヒラっと舞うエプロンがとってもお似合いで、こんな可愛らしいお母さん

世界中を探しても、きっとなかなかいないに違いない。



「おじゃまします」



この家の広さはやっぱり何回来ても慣れない私、



毎回毎回ついキョロキョロしてしまう癖は どうにかならないだろうか