「今、ずっと見てただろ」 灰皿にジュッという音をたてて、タバコを消したのが右の視界に入る 「別に見てないし」 いや。実際見てた てか完全に見てたし、見惚れてた 「嘘つくなよ。」 レツは睨まれていたとでも思っていたのか、不快そうな顔をする。 「もう!!何でもいいじゃん!お腹すいたから夜ご飯行こう」 あなたに釘付けでした。なんて言えるはずもなく 勢い良く立ち上がった私は、入り口へと歩き出した。 「待て。今日は俺ん家」 先に歩き出した私を止めるかのようなレツのその発言 「え?」