徐々に僕は君色に染まっていく

私はそんなに悪い子?
何がそんなにお父さんの気に触ったの?

「お父さんも怒りすぎた
ごめんな?でももうお母さんの事は気にするな
はるには新しいお母さんがいるんだから、な?」

一瞬でいつもの優しいお父さんに戻った

『うん。ごめんなさい』

ふと、純子さんの方に目を向けた
すらっとした体
目鼻立ちはくっきりしていて
化粧はしっかりされている
余裕で綺麗の部類に入る

(何だか、お母さんに似てる)

しっかり見たらそうでもないのだろう
でも確かに纏ってるオーラはお母さんの物だった
気づいてしまった

お父さんはまだお母さんが好きなんだ

『疲れたからもう寝ていいかな?お父さん』

「あぁ、おやすみ」

だから、彼女を選んだんでしょ?
私は少しの切なさと安堵を抱き抱え
階段を上った