☆あたしの隣は俺様芸能人っ?!





「たっだいま〜!」


放課後。
学校が終わるとダッシュで家へと帰った。


「慶太っ、慶太いるっ?!」


「ん、なんか用?」


リビングに駆け込むとアイスを食べている慶太がいた。


「‥‥あっ!それあたしのアイスーっ!!!」


慌てて慶太からアイスを取り戻すけど、時既に遅し。


もうカップの中は空っぽだった。


嘘〜っ!
今日食べるのを楽しみにしてたのに‥


これ今人気でなかなか売ってないんだよ?!


「‥‥はぁ」


そのカップを見つめてため息をつく。


「それ、莉乃のだったのか?」

その問いかけに無言のまま頚だけを縦に動かす。


「ごめん。‥‥俺、そんなに楽しみにしてたとは知らなくて」


「ごめんな?」と眉を下げながらあたしの頭を撫でる慶太。


「‥‥‥」


そんなことされたってあたしの悲しみは消えないんだから!


あぁ、あたしのアイスちゃん‥