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教室に戻るともうすでに大和は戻って来ていて、友達とじゃれていた。
一瞬目が合ったけど、すぐに反らされてしまった。
‥なんだ?あいつ。
いつもなら舌を出して「べーっ」てやってくるのに。
あ、もしかしてさっきあたしを抱きしめたこと意識しちゃってんの?
「‥‥ぐふっ」
アイツもばかだなぁ。
あんな事故くらいで照れるなっつーの!
確かにあたしも抱きしめられたときは少し焦ったけど。
意外と大和とシャイボーイなんだな。
‥かわいいとこあんじゃん。
「なにニヤニヤしてんの」
「いでっ」
バチンとあたしの頭を叩く雛。
手加減してくれないからほんとに痛い。

