☆あたしの隣は俺様芸能人っ?!





リビングに入るとカレーのいい匂いが漂っていて、


テーブルの上には美味しそうなカレーがのせてあった。


「美味しそう。いただきますっ!」


スプーンを手に取ってカレーを口に入れようとした時だった。


「あー、サッパリしたー」


「あ、慶太くん丁度良いところに来たわね。ごはん出来たわよ」


お母さんが異常なまでに甘い声を出して慶太にすりよる。


‥こないだまでは「興味ない」とか言っちゃってたくせに。


お母さんの豹変ぶりに少しムスッとしながらも、黙々とカレーを食べる。


やっぱりカレーおいしい!


「カレーだ!俺めっちゃカレー好きなんですよ」


な、なに‥?!
お前お母さんの前だと営業スマイルなのか?!


ずるいよ、そんなの!

あたしの前ではあんななのに!


そりゃお母さんだってあんな笑顔見せられたら落ちるよね。

あたしだってあの笑顔に騙されてたんだから。


だからお母さんの気持ちはわからなくないけど‥


でも本性を知ってしまった以上、あの笑顔を見てもなにも思わない。

‥ちょっと胸キュンするだけ。