「リン!リン!!」







「レン!!!」






リンは馬車から叫んでいる








「待って!お願いだから!!」





僕は馬車を追いかける






どんなに走っても追いつかない







「レーンー!!」






それどころかどんどん遠くなって行く


リンの声も小さくなっていく