ヒコーキ雲の向こうに・・・



桜坂学園…

お金持ちで有名だったけどまさかここまですごいとは…

学園でサッカー場持ってるとかありえないよね…うん…


キレイに整備された芝生の上ではもう

桜坂学園のサッカー部が練習をしていた


「よーしお前ら…お坊ちゃまなんかに負けてんじゃねーぞ!」

岡田先生がココの先生達に聞こえないように小声で声をかけた

「おぉ~」

それに合わせてみんなも小声で答える


控え室もキレイすぎてビックリした…

…うちの学校の部室に見慣れてたせいかな…


「あ…雅人!」

「よっ!マジ遅刻とかやるねーw」

意地悪く笑う雅人

「もー…はい…これ…」


バックの中からお守りを取り出した

差し出した手が緊張で震えた…

やっぱりあたし雅人が好きなんだ…そう確信した…

「マジで!?ありがとっ…ってか手ぇ震えてるw」


そう言いながら雅人は

あたしの手ごとお守りを握った

「ありがとな…」

「…うん…」

久しぶりに握る雅人の手は

相変わらず大きくて

相変わらず暖かかった…