次に口を開いたのは、ポニーテイルの女だった。 「橋野 サツキだ!アダ名はポニー、よろしく」 うわぁ…そのまんま。 て言うか、元気だなぁ。 次に喋ったのは、帽子を被った、グルグルメガネの男だった。 「しっ、白野 ましろですっ!アダ名は、……メガネです」 アダ名を言うとき、彼はしょんぼりした。 しかし、私は彼の元へ駆け寄り帽子とメガネを外そうとした。 「なっ!やめろ!」 彼は、逃げる。 追う私。 て言うか、本来なら私が逃げるキャラなのに!