「やばい…!もう、夜の7時50分だ!はやく部屋に戻ろう」


ユウが時計を指した。


皆急いで部屋へ戻る。


そういえば、私の部屋ってここからどうやって行くんだろう。


とりあえず、左に曲がろう。


「おい、白ウサギ!お前の部屋はそっちじゃないぞ!」


やっぱ違いましたか…。


圭さんの後をついていくと、見事私の部屋についた。


「1分前だ。ヤバかったな」


アキラがそう言った。


部屋に入った途端、私は安心して力が抜けてしまい、その場に座ってしまった。