「と、とにかく…。今日は休もう」


「そうだよ…。ゲームは明日からにしよう…」


げっそりとした圭さんとチェシャ猫さんが言う。


ポニーや歌い手、ましろに私たち3人、そして王子は頷いた。


しかし、彪也さんは


「えーっ。つまんないなぁ」


と駄々をこねる。


「彪也さん。今日ぐらい休みましょうよ」


私が優しく問いかける。


しかし彼は、私のことを冷めた目で見つめた。


しかし、そんなの一瞬だった。


すぐに彼は顔をそらしクスッと笑い、私を再び見つめた。


「君も主催者だったならさぁ、分かるでしょ?」


そう謎の言葉を残して。