年下彼氏は狼彼氏!?




でも抱きつかれたりしたら安心するんだよね


スキって言ってもらってるみたいで…



「咲さん、今日は何処行く?」


玲也くんが顔をのぞきこんでくる


そういうしぐさでさえほんとは凄く可愛くてしかたない


まあ本人には言わないけど



「あっ、今日ね。実は部活用品買ってこなくちゃいけなくて…」



「へぇ、そうなんだ。じゃあ今日は一緒に買いに行こっか!」


「えっ、いいの?」



「もちろん。だって咲さんと離れたくないしね」



「玲也くん…ありがとう」



「うん。じゃ行こ」



千夏ちゃんには、こんなに優しくて可愛い男の子が、私の彼氏なんて恥ずかしくて言えないって言うのもあるんだけど


少しだけ、紹介したくないって気持ちがあるんだよね…


玲也くんは優しいから千夏ちゃんとかも好きになっちゃうかも…なんて


そんな理由で紹介しないのはやっぱりおかしいよね…



「?咲さん?どうかした?」



ずっと黙りこんでる私を不安がったのか玲也くんが話しかけてきた



「……ううん。何でもないよ!」



とはいえどうやって言ったらいいんだろう…