「お、金平糖だな、懐かしい」

おじいちゃんが懐かしがった

「友達に貰ったんだ」

「そうか」

「なんかさ、お星様みたいだよね?」

僕はその中の一粒を摘み

空にかざして見た。

「甘いお星様だな」

おじいちゃんが笑う

「甘くてカラフルだよ」

僕は甘い星を口に放りこんだ。

キラっ!星が一つ光った気がした。
「さあ、そろそろ帰るか?」

「そうだね」

僕たちは家へと足を進めた