「楽しみにしてるから」

僕は微笑んだ

きっと出来る

この空を変える事

今は黄色の星だけだけど

「そうだ」

僕は金平糖の袋を聖夜に手渡した。

「晃人?」

「これあげるよ」
「全部?」

「うん、聖夜凄い喜んでたからさ」

「ありがとう」

渡す時に触れた聖夜の指は暖かかった。

本当に人間みたいだ。

「あのさ…」

「何?」

「僕ってずっとこのままなのかな?」

ちょっと心配になった。