とかいろいろ
心ん中で叫びまくったりしてると
タイミングよく声が掛かった。


「さて、妃芽李さん。

そろそろ、
僕たち両親の所へ行きましょうか?」


「はい、そうですわね。」


『まだ、
お話に花を咲かせていそうですけどね。』


という言葉を飲み込んで返事をし、
差し出された手にあたしの手を添える。



龍生さんの手を引かれながら

一緒にあたしたち両親の所へ

向かっているとき

控え室で疑問に思ったことを

ふっと思い出し、

龍生さんに聞いてみることにした。