菊の花


すると、桔梗は今まで力を隠していたのか、俺を襲う男達を殴り、見事に男達を追い払った。

「どうして助けたりなんかしたんですか!」

その頃の桔梗は、少し幼かった。

「ヘヘッ、喧嘩は止めるもんだろ?」

俺は笑って言ったが、桔梗は悲しそうな顔をしていた。