こんな幸せな日がいつまでも続くと思ってた。
でも、そうはいかなかったんだね。



♪~♪~♪
朝、ケータイの音で目が覚めた。
彼のお母さんからだ。
「はい。もしもし。」
「あの子が・・たいきが・・」
「おばさん!?たいきがどうかしたんですか!?」
「車で引かれて・・・即死だって・・うっひく」
嘘・・でしょ・・
「おばさん!今からそっちに行きますから!!」
「えぇ。」

彼の顔を見たとき、涙がでた。


でもね。彼はあたしに残してくれたものがあった。

そう。子供。たいき・・貴方の子供あたしの中に居るよ。

貴方は大切なことも教えてくれた。

人を愛する気持ち。
人を思いやる気持ち。
何より、人を信じる気持ち。
勇気。


たいきいろいろありがとう。貴方だけを愛し続けています。