「 ‥!!? 」





‥‥突然、
尚の声が止んだ。





―もしかして‥怒った?





不安になり
ゆっくり顔を上げてみると‥‥





尚は消しゴムを見つめながら固まっていた





―!?‥カバー取れてる!!?





私は勢いよく
彼から消しゴムを奪い取った。