何か、ホントに調子にのっちゃった・・・・


震えが・・・・止まんない・・・


「おい!歩けるか?」


何なの・・・この男の人、夢森の受験生って事は分かるけど・・・・


喋れなかったので顔を横に振った。


その瞬間



――ぐいっ


「ちょっ!?」


「歩けれねェんだろ?さすがに俺もそこまで悪人じゃないから、可哀そうな子とか放っておけれないんだよ」