そろそろ、学校に行こう・・・・



―――ピンポーン

?  誰だろう?


「今、出まーす」


ガチャッ


「おはよう、琴梨」


「あっ!明音!?」


そこには・・・・明音が立っていた。


いつもは私が迎えに行く方だったから、明音に来てもらうのは初めてかも.......


「琴梨・・・ちょっといい?」

「えっ!?いいけど・・・・」


何故か、明音の顔が今まで見たことのない・・・・・


真剣な顔をしていた。



分かんないけど・・・後ずさりしてしまって、足がすくんだ。



「琴梨・・・・・あたし、すっごい心配だったんだ......」


「・・・うん、ごめんなさい.....」


私がうつむきながら言うと・・・・